自己紹介

はじめまして。即興ディベートワークショップを運営している木村と申します。お陰様で活動は順調です。

 

理論編-ディベートWS記事一覧

ディベートを学ぶと何かいいことがありますか?やっぱり自分の意見が言えるようになることでしょうか?論理的に物事を考えられることでしょうか?逆にディベートを学ぶデメリットってありますか?全部お応えします。巷のディベート本の内容を参照したのではなく、即興ディベートワークショップの活動を通じて自分で実感したこと参加者様の声などを反映させています。ややまとまり感がないかもしれませんが、ご容赦ください。注:こ...

2016年に即興ディベートワークショップを開催して、参加者様とたくさんのテーマを一緒に作ってきました。その一部を公開します。ディベートのお定番のテーマは「死刑廃止」や「原発廃止」「安楽死」などディベート畑で生きてきた人は楽しめても、そうではない人にとってはつまらないかも!と考えて、即興ディベートワークショップではみんなでテーマを一緒に作るスタイルを確立させてきました。2016年のテーマ<2016年...

え?ディベートって口喧嘩じゃないの?相手を論破することでしょ?とお考えの方へ確かに、世間でいうディベートのイメージに対しては、「あーいえばこーいう」「言い負かしあい」「まるで口ケンカ」だと考えている方がいるようです。日本人にはディベートは合わないという考えを持った方もいますね。この手の質問ですが、私の答えはいつもひとつです。「やり方次第です」そもそもディベートは口ケンカ?ディベートの指導者たちは、...

立論(Construction Speech)自分たちの立ち位置(肯定/否定する理由)を明確にするスピーチプレゼンテーションや発表に近い感覚で行う質疑(Cross Examination)立論の中身に対して相手サイドからの質問をするパートインタビューや質疑応答、情報収集に近い反駁(Rebbutual Speech)お互いの立論を元に反論(攻撃、守り、比較)をするスピーチクロージングやアピールに近い...

ディベートのテーマの作り方です。ディベート業界でも、連盟や協会の上の人たちがテーマを決めて、それを下の人たちにやらせるのが主流ですが、ディベートをするのは現場の人たち。それなら現場の人たちと一緒にテーマを作るほうが楽しいんですよね。ディベートのテーマはポイントさえ押さえれば意外と誰でも創れます。即興ディベートワークショップが目指しているのは、参加者の参加者による参加者のためのディベートです。トップ...

即興ディベートで身につく9つのスキルの記事でディベートでは、ディベートのスキルでいちばん大切なのは、何よりもまず「聴く」を徹底させることだ、とお伝えしました。この記事では、ディベートにおける「聴く」とはどういう意味か?その点について解説をしていきたいと思います。「論理的」とはどういう状態か?論理的とは、話しに何らかの道筋がある状態を意味します。話の道筋を相手に理解してもらって、はじめて論理的だと判...

論理といえば三段論法だろ!とお考えの方がいるかと思います。確かに三段論法は論理のモデルとしては非常に優れています。しかし、ディベートには適さないモデルです。もしかしたら、ディベートだけではなく、日常会話にも適さないかもしれません。三段論法で考えてしまうとおかしなことになります。なぜなら、三段論法には、「絶対に正しい」という縛りがあるからです。三段論法の絶対縛り三段論法ではよく使われている「大前提」...

ディベートで学べる論理についてもう少し掘り下げていきましょう。アカデミックディベートでは諸事情がありあまり使われていませんが、即興ディベートでは、このトゥールミンモデルをガンガンと使います。これは即興ディベートというよりは、私があらゆることをトゥールミンモデルで考えているからです。それはディベートに限らずにコーチングをしているときも。だからこそ、この記事では、トゥールミンモデルの中身とこのトゥール...

ディベートと聴くと、試合をしている風景を想像しがちですが、当ワークショップではみんなでテーマを作って、そのテーマを元にディベートの試合を行い、最後にみんなで振り返りを行うスタイルを採用しております。テーマ作りからフィードバックまでディベートに含まれております。では、ひとつひとつを見ていきましょう。まずディベートになりそうなテーマを決めます。ふぁっとしたテーマよりも、白黒がはっきりとつけられるテーマ...